飲食店や学校等におけるお米のカビ対策

桐の米びつ

実際にカビが生えてしまった例

ハイジーンの袋で発生したカビ

これは「ハイジーン」タイプの袋シール部よりの水の侵入です。米粒が岩のように固まっています。

マイクロドット穴の袋で発生したカビ

これは、マイクロドット穴からの水の侵入です。相当水に浸かっていたのだと思われます。

センターシールの袋で発生したカビ

  写真のように、まばらにカビがはえている場合は、センターシールのように水とお米の接触部が一部になる場合か、濡れた計量カップですくいそのまま使わず少し置いておいた場合に起こりやすいです。

また、常に上記のような視覚的に明確なカビが生えるとは限りません。冷蔵庫など低温の保存環境から外に取り出したとき、お米の袋の中に結露した水分がお米に付着することがあります。これが原因となり、お米全体にうっすらと灰色のカビが生えることがあります。

カビは5~35度で発生し、25度前後が最も活発です。くれぐれもお米やお米の袋に水がかからないように保管しましょう。

家庭用の保管方法について

家庭用のお米の保管方法は以下の記事で解説しています。

お米の味が落ちる3つの原因と、お米の保管方法について

お米の虫については以下の記事がおすすめです。

米の虫の発生原因と、夏場の保管方法

炊飯時の注意点についてはこちらにまとめました。

夏場の炊飯時3つの注意点

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