お米の味が落ちる3つの原因と、夏場の保管方法について

桐の米びつ

お米の味が落ちる3つの原因

お米が美味しくなくなる原因は、大きく分けて酸化、カビ、乾燥の3点が挙げれらます。このページではそれぞれの原因と対策について解説いたします。

1.酸化

お米の劣化は主に酸化によるものです。酸化は、温度と酸素によって進行します。温度が高いほど酸化のスピードは早くなりますが、酸素がないと酸化は進みません。

台所はコンロを使ったりして暑くなりやすい場所ですから、お米の保管場所としては不適切です。できるだけ涼しい場所を選びましょう。

2.カビ

カビは主に高温期にお米に水が付着することにより発生します。お米を計量する際に、濡れたカップで計ったりすると、残りのお米に水がついてしまい、カビの原因となります。

盲点ですが、密閉している米袋をエアコンが効いているからと西日が差しこむ場所に置いていると、お米の袋の中に結露してしまいます。その水分によって、お米全体が灰色になってカビがはえることもあります。

写真のような西日の差し込む場所にお米を置かないように気を付けましょう。

3.乾燥

お米の袋を開封後、口を閉じずに放置すると、外気によってお米が乾燥し、食味が低下します。毎回、きちんと密閉しましょう。

さて、次のページでは、お米の保管期間について解説します。

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